施設・公共工事の施工実績

公共工事

熊谷家

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大田市大森町、世界遺産〜石見銀山〜の町並み保存地区にある国指定重要文化財「熊谷家」の大規模な解体・修理・復元工事に、2001年から2005年にかけて携わりました。

熊谷家は、安芸国高松城主で毛利家家臣であった熊谷氏の一族であると言われています。17世紀には石見銀山で鉱山経営を行い、19世紀には大森の町政全般に関わる総責任者である年寄職を代々世襲しました。一方ではたたら経営や江戸末期からは酒造業を営むなど、町内で最も有力な商家の一つとして栄えました。明治5年には、なんと松江よりも早く郵便局を開設しました。1,800年代前半に建てられた木造2階建ての主屋と隣接する蔵が、平成10年5月に県内の建造物としては初めて国の重要文化財に指定され、その後、建物の解体・復元を行い一般公開されています。天井の見事な梁や昔の衣類、調度品など見所満載です。

ギャラリー

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